大神回天基地

海軍広報第三八号昭和19年11月21日


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 海軍公報第三八号昭和19年11月21日(火)海軍大臣官房に記載されていた水上水中特攻兵器の「特攻術」に関する規定です。
 一部わからない文字に関しては●としました。
 原本は縦書きです。

官房人機密第1941号(軍極秘)


 海軍広報第三八号昭和19年11月21日(火)海軍大臣官房

 ○令達
 官房人機密第1941号(軍極秘)
 特務士官、准士官、下士官及兵にして海軍大臣の訓令に基き甲標的、震洋、回(囘)天又は震海搭乗員として必要なる講習を修了したる者及之と同等以上の特別技術を修め該兵器搭乗員たる者は之を海軍特修兵令第一条に依る特攻術を修得したるものとし之が取扱に関し左の通定む
 昭和19年11月17日 海軍大臣

 一、特務士官及准士官に在りては丙昭和19年11月1日以後其の特修別を特攻術とす

 ニ、下士官及兵に在りては掌特攻兵と為りたるものとし左の各号に依り特攻術章を付与す
 (イ)本令に依り初めて特技章を付与する期日は昭和19年11月1日とし爾後は本講習を修了したる
   日を以て当該講習実施●に於て其の都度特技章を付与するものとす
 (ロ)鎮守府司令長官は本年11月1日現在員に就き在籍下士官及兵中前号に依り特技章を付与すべき
   者を調査し特技章を付与すると共に所要の事項を関係所轄長に通知すべし
 (ハ)特技章の成績順位に関しては講習修業成績あるものは之に依り然らざるものに付ては順位を
   附せず
 (ニ)特技章を付与せられたる者に対しては昭和18年官房人機密第204号に依り当分の間新に服役の
   義務を生ずることなし

 三、特攻術を修得したる者の人事及給与等に関しては高等特修兵と看倣し取扱ふものとす

 四、特務士官は准士官にして特攻術特修者と為りたる者及下士官又は兵にして掌特攻兵と
   為りたる者は科別及兵種別は当分の間之を変更せず。

 五、特攻術特修者又は掌特攻兵と為りたる者の履歴書(履歴表)の記註は左の要領に依るものとし
   掌特攻兵に在りては講習修了の際(本年11月1日特攻術章を付与すべき者に在りては其の際)
   考課調査中新兵補習生練習生成績及講習の●に其の専修したる特攻兵器を併記するものとす
 (イ)特務士官及准士官
   年月日 年官房教機密第 号訓令に依る講習修了
   年月日昭和19年官房人機密第1941号に依り特攻術特修者と為る
 (ロ)下士官及兵
   年月日 年官房教機密第 号訓令に依る講習修了
   年月日昭和19年官房人機密第1941号に依り掌特攻兵と為る


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