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四塩化炭素


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 四塩化炭素(しえんかたんそ、英: Carbon tetrachloride)は、化学式 CCl4 で表される化学物質です。IUPAC名はテトラクロロメタン(英: tetrachloromethane)である。溶媒などとして用いられていました。
 常温では無色透明の液体で、わずかに甘い特異臭をもっています。水に溶けにくく、エチルアルコールやベンゼンなどと任意の割合で混合します。以前は溶媒のほか、消火器の消火材や冷却材に広く利用され、俗に四塩炭(しえんたん)とも呼ばれていましたが、その毒性の為に既に使用が廃止されました。現在では試薬としてのみ流通しているだけです。

 四塩化炭素は麻酔性があり、高濃度の蒸気や溶液に晒されることにより中枢神経に悪影響を与え、長期に曝露するなどした場合は昏睡、そして死亡する可能性があります。また慢性的な暴露により肝臓や腎臓に悪影響を与え、時としてがんになる可能性もあります。
 作用機序としては、四塩化炭素がシトクロムP450(cytochrome P450 2E1) により代謝され、反応性の高いトリクロロメチルラジカルを生じるというものが考えられています。

 日本では労働安全衛生法により第1種有機溶剤に、PRTR法により第1種指定化学物質に、毒物及び劇物取締法により原体と製剤が劇物に指定されています。

 モントリオール議定書が成立するまでは、フロンの原料としても大量に使用されていました。その後フロンや四塩化炭素自体がオゾン層破壊物質と考えられるようになったため、四塩化炭素の使用量も減少していきました。
 日本やアメリカ合衆国といった先進国では1996年までに生産が全廃されましたが、発展途上国では現在でも生産が認められている国もあります。



 Nuclear Magnetic Resonance Spectroscopy(核磁気共鳴分光学)

 Recknagel, R. O.; Glende, E. A.; Dolak, J. A.; Waller, R. L. (1989). “Mechanism of Carbon-tetrachloride Toxicity”. Pharmacology Therapeutics (43): 139-154. doi:10.1016/0163-7258(89)90050-8.
 Doherty, R. E. (2000). “A History of the Production and Use of Carbon Tetrachloride, Tetrachloroethylene, Trichloroethylene and 1,1,1-Trichloroethane in the United States: Part 1--Historical Background; Carbon Tetrachloride and Tetrachloroethylene”. Environmental Forensics (1): 69-81. doi:10.1006/enfo.2000.0010.



 ※Wikipediaより。一部編集






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