1944年(昭和19年)

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・1月 イラン、英ソと軍事同盟を結び対日断交。
・2月3日 日本軍、第二次アキャブ作戦開始。
・2月6日 クェゼリン島の日本軍玉砕。
・2月17日 トラック島空襲
・2月22日 エニウェトク環礁(ブラウン環礁)の日本軍玉砕。
・2月26日
 日本軍、第二次アキャブ作戦を中止。
 海軍首脳、呉海軍工廠魚雷実験部に3基の試作を命じる。
・3月 軍令部「特殊奇襲兵器」試作方針を決定。

・3月8日 日本軍、インパール作戦開始。
・3月31日 古賀峯一連合艦隊司令長官が殉職(海軍乙事件)。
・4月17日-12月10日 大陸打通作戦
・5月25日 日本軍、洛陽占領。
・6月15日 米軍、サイパン上陸
 (サイパンの戦い。7月7日日本軍玉砕、在住日本人1万人死亡)。
 (7月6日に第六艦隊司令部は決別電・高木武雄中将以下戦死)。

・6月16日 米軍、中国大陸から北九州へ初空襲。
・6月19日 マリアナ沖海戦
・7月4日 日本軍、インパール作戦を中止。
・7月18日 東條英機内閣総辞職。
・7月22日 小磯国昭内閣成立。
・7月26日 ㊅試作艇試験を広島県大入島魚雷発射場で実施
・8月1日 「㊅」海軍大臣決裁により兵器として正式採用。
 「回天」と命名

・8月2日 テニアン島の日本軍玉砕。(テニアンの戦い)
・8月11日 グアム島の日本軍玉砕。(グアムの戦い)
・9月1日 大津島で回天訓練開始
・9月6日
 回天創始者の1人黒木博司大尉と樋口孝大尉が回天訓練中殉職

 →詳細
・9月11日 米軍、ペリリュー島上陸。(ペリリューの戦い)
・10月10日 米軍、沖縄、台湾を空襲(十・十空襲)。
・10月12日 台湾沖航空戦
・10月20日 米軍、フィリピン・レイテ島に上陸(レイテ島の戦い)。
・10月23日 レイテ沖海戦
・10月24日 戦艦武蔵沈没(シブヤン海)。
・10月25日 神風特別攻撃隊、レイテで初出撃。
・11月8日 菊水隊出撃
 伊36・伊37・伊47 大津島より出撃。

・11月10日 汪兆銘、名古屋で病死。
・11月10日 日本軍、桂林、柳州占領。
・11月20日 菊水隊ウルシー環礁攻撃

 伊36:
今西太一少尉(慶大・経済)、発進戦死。
 吉本中尉、豊住中尉、工藤少尉の回天は故障のため、発進不能。11月30日帰還。

伊36搭乗員出撃記念写真
伊36搭乗員出撃記念写真
左より今西少尉、豊住中尉、吉本中尉、工藤少尉
回天特攻隊 KAITEN SPECIAL ATTACK FORCES様より

 伊37:宇都宮秀一少尉(東大・法)、上別府宜紀大尉(海兵70)、村上克巴中尉(海機53)、
 近藤和彦少尉(名古屋高工)、以下全員戦死。


伊37搭乗員出撃記念写真
伊37搭乗員出撃記念写真
左より宇都宮少尉、上別府大尉、村上中尉、近藤少尉
回天特攻隊 KAITEN SPECIAL ATTACK FORCES様より

 伊47:仁科関夫中尉(海兵71)、福田斎中尉(海機53)、佐藤章少尉(九大・法)、
 渡辺幸三少尉(慶応・経済)、発進戦死。


伊47搭乗員出撃記念写真
伊47搭乗員出撃記念写真
左より佐藤少尉、仁科中尉、福田中尉、渡辺少尉
回天特攻隊 KAITEN SPECIAL ATTACK FORCES様より

・11月24日 米軍の新型爆撃機B-29、マリアナ諸島より東京を初空襲。
・12月7日
 東南海地震が発生し、家屋倒壊と津波で1223名が死亡。
 情報統制によってほとんど報道されていない。
・12月10日 日本軍、大陸打通作戦を完了。
・12月21日 金剛隊出撃
 伊56 大津島より出撃。
 伊56:柿崎中尉、前田中尉、古川上曹、山口上曹アドミラルティ諸島に向かうも
 敵警戒厳重のため攻撃不能。1945年2月3日帰還


伊56・伊47搭乗員出撃記念写真
伊56・伊47搭乗員出撃記念写真
回天特攻隊 KAITEN SPECIAL ATTACK FORCES様より

・12月25日 光基地開隊
・12月25日 金剛隊・伊47 大津島より出撃。
 伊47:
川久保輝夫中尉(海兵72)、原敦郎中尉(早大)、村松實上曹(宇刈村小高等科)、
 佐藤勝美一曹(金山青年校)、発進戦死。

 潜水艦は一月末帰還。


・12月26日 礼号作戦(ミンドロ島沖海戦)

・12月30日
 金剛隊・伊36・伊53・伊58 大津島より出撃。

 伊56:アドミラルティ諸島に向かうも敵警戒厳重のため攻撃不能。S20年2月3日帰還
伊36・伊53・伊58搭乗員出撃記念写真
伊36・伊53・伊58搭乗員出撃記念写真
回天特攻隊 KAITEN SPECIAL ATTACK FORCES様より





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